産業微生物学講座へようこそ!
か
つて、バイオテクノロジー分野で米国の一番の強敵は日本といわれていましたが、これは、先人達による実学分野での数多くの輝かしい独創的な研究成果が世界
レベルで絶大な評価を得たことによります。しかしながら、現在、バイオの基盤分野において、圧倒的な力と勢いで世界をリードしているのは残念ながら日本で
はなく米国であることも事実です。エネルギー資源の乏しい日本は、知的資源で勝負するしかなく、欧米のものまねではない日本の強みを更に強くする研究が益
々重要になります。本講座は、産業に新たなブレークスルーを与える有用微生物の探索、機能開発と産業への貢献を目指した実学研究を展開するために設立され
た講座です。独創的な成果創出を追求し、応用微生物学の核になるような研究室にしたいと思っております。 (設立の経緯)
研究目的
日本の産業の中でも長い伝統と高い技術力を有する応用微生物学領域の研究をさらに推進し、その基盤的技術の確立を目指すと共に、関
連する学術・産業界で活躍できる人材の育成を行う。特に、微生物機能を活かした生産技術の将来のシーズとなるいくつかのテーマについて基礎・応用の両面か
ら研究を行う。
研究内容
微生物機能を活かした物質生産技術のシーズとなるいくつかのテーマに関して、自然界からの探索
(スクリーニング)・酵素機能の解明・遺伝子の解析を行っていく。これらの技術開発の過程を通じて、大学院教育の場における基礎知識および実験技術の取得
だけではなく、研究開発能力を持つ人材を育成する。
研究課題
- 医薬品等の合成に有用な精密化学品製造技術の開発
- 機能性食品素材として有望な新規油脂の微生物生産
- 環境汚染物質の微生物分解と物質生産への応用
